相続の意味を探ってから動き方を探る
相続は争族とも言われたりもされます。以外な所に「落とし穴」が有るのを、実は当事者さえも気付かずに過ごして、気付いた時には、穴は大きく深くなっていて、どうしようも無いって事にも、なりかねません。それを、そうでは無いようにしておくには、諸々の心構え、よりも動き方の順序を弁えておく事で、スムーズに運べるのです。
人生は想定外の事だらけ
それを、それなりに考えておくのは、至難の技・・・では無く、案外と「枠の外(他人目線)」が有ると、それなりの「心構え」も出来たりするものなのです。それには、知識と経験と思慮が要ります。私自身が「お金まわりのアレコレ」について関わらせていただいた時に、必ずどこかに「相続」を考慮しながらのお付き合いをしています。そうでないと事は上手く運べなくなってしまいます。その中で一番ややこしいのが「情」なのです。日本人特有の「情」は、良い時には良いのですが、ややこしくなり始めると、逆の流れを生み出し始めるのです。他人事とは言え、ほとほと疲れ果ててしまうのが「情」で有り、「情」があるからまとめていけたりもするのです。
人の傍らに居て上手くまとめていくには
人と人の「差」を見つけて、上手く繫ぐように「コト」を繫ぐ為です。
それは、迎え入れる準備から始まります。家族間であっても、人の思惑は其々違います。その全てを聴いていては、何もまとめられません。実際に「相続」というのは、誰かが亡くなる事が始まりで、その亡くなった方の意向は、大切にしないといけません。が、現実にはその方は亡くなり、家族の中の誰かが「代表」としてまとめて行きますが、実は生涯の内にそんなに沢山経験もせず、しかも「法律」は変わります。そんな中「期限」の有る事柄も有り、ワシャワシャモメモメと騒いでいては、全ては上手くいきません。そして、誰かが誰かをねじ伏せるような「説得」からでも上手くいきません。では、どうするのかと言うと、亡くなった方の意向をくみながらも、それぞれの関係の方々の今後をどうしたいかという意向を混ぜ合わせて、組み立てて繋いでいきます。実は、私が最初にするのは中心となる「代表」を決めて、その方に「まとめ役」になっていただきます。
家族間で、決める前に、そーーーっとその方が「その気」になれる状況を創り始めます。それが、私が継続で関与させていただくから出来るコトでも有るのです。おかげで「争族」にはならず、それぞれの専門の士業の先生方にも、上手く動いていただけます。
私の持つ資格の範囲は広すぎるので、専門的な事は専門家にやっていただきます。

NagataYouko

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