成長の傍らに居続けるコト
やっぱり私は「母親」です。
って、本物の母親にはなれませんが、お客様を育てる「乳母」としての立場でおります。
そもそも乳母は
母に代わって、子に乳をやり、また、育てる女。
私自身が二人の息子を育てた時には、持ち合わせていなかった「技術」が「金融」です。
それを、ファイナンシャルプランナーの資格取得の時に学びました。
そして、それまでの母としての「実践」は、二人の息子とがっぷりくみあっての「真剣な場」でした。
母としての「情」は、それはそれは「大きく深く」は???出来ておりませんでした。
息子達に、ガツンガツンと頭をぶん殴られるような「現状」の中で、培って参りました。
ただ・・・そうした「経験」プラス「技術」で、培った「今」が、全てです。
その全てを持って
「お客様の乳母」を勤めています(笑)
お客様からいただける費用は、教育費と考えます
面談という名で、お客様との逢瀬を重ねる時には、その成長を見るためです。
色々なおしゃべりの中から、お客様の成長を見て取ります。
「不足」は足して、「不要」は引いてを繰り返しながら
お客様の成長の傍らを、静かに(賑やかに)見守ります。
会計用語で言うと、研修費でしょうかネ
私との研修(個人レッスン)を受けると
継続できる事業者としての「身に付けておきたい作法」を、徹底的に叩き込みます。
世間に恥ずかしくない「事業者の本分」を全うするためにです。
ただ・・・乳母は、時に優しく、時に厳しくの塩梅をつけつけです。
個人レッスンなので、それも可能です。
乳母は、余計な手出しは出来ませんのっ
それでも、良い子ちゃん達は、スクスク成長してくれます(笑)
だって、本分全うするのは「お客様」でしょ
乳母は、出切ればニコニコ良し良しだけで居たいけど・・・たまぁーーーに大爆発もしますのヨ
お互いに「利」に無い、ただの「感情の波」に押し殺されそうななってる子達には
「感情の波」の醜さ、怖さを見せておかないとネ
なぁ~~~んてネ
人間どおしのお付き合いには、切っては切れない「感情の波」が有るからネ
「数字」だけの判断に、少しの塩梅付けの「感情」や「感覚」「感性」をプラスして
乳母は、お客様の「個性」を引き出しながら「良い子」を育てています。
お客様も乳母も人間、皆人なのぉーーー
AIに取って代わられ無いには「人としての温かみ」が有ります。
そして、「人の手」が有ります。
お客様の工房に行った時、見つけました。
沢山の急須
この後、まだまだ厳しい「検品」を受けます。
一昨年の12月5日に、先代さんが亡くなられ
昨年の11月25日に、先々代さんが亡くなられ
担い手の跡継ぎさんが一人で、全ての工程をされます。
「検品」だけは、厳しい「目」をもったお方が居て、そこを無事に通過しないと「世」に出ません。
先代さんが亡くなった時には、「急須は、まだ引けない」とおっしゃっていた跡継ぎさんが
やっとここまで、出来るようになりました。
単純な乳母は、それだけで飛び上がりそうな程、嬉しかったです。
が・・・工程は、まだまだ、それが「使い手」に渡るまでも、まだまだです。
中々厳しい現実が目の前にあっても
そこから抜け出さず、日々のアレコレの中、こうして創り続けるのには
誰かが、しっかりと見ててあげないと!!
乳母の役目は、まだまだ続きます。
試作のカップは、ペンたてとして利用されています。
こうした積み重ねは、人を育てます。

NagataYouko

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